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自律神経の3つのバランス
自律神経にも、性格や体型、体質、ライフスタイルといったものによって人それぞれの個性があります。
自律神経には、交感神経と副交感神経があります。
交感神経は緊張モード
副交感神経はリラックスモード
一人の人の中でその活動によって交感神経と副交感神経のバランスを変えることでスムーズに身体活動を行っています。
交感神経と副交感神経が常にフィフティーフィフティーで常にバランスが取れていないといけないわけではありません。
交感神経、副交感神経のいずれかに、やや偏った状態でもそれでバランスが取れているのであれば問題は生じません。
人の体が少々ゆがんでいたり、傾いていても痛みやしびれがでないのと同じです。
それが、交感神経優位タイプの人が副交感神経優位に傾いたり、逆に副交感神経優位タイプの人が交感神経優位に傾くと、しんどくなりはじめます。
また、必要以上に交感神経と副交感神経がいったり来たりしていると体が常にバランスを取ろうと疲弊してしまいます。
交感神経優位タイプ
副交感神経優位タイプ
交感神経、副交感神経行ったり来たりタイプ
過度のストレスや睡眠不足、疲労の蓄積がつづく過緊張状態、寝たきりリラックスしすぎ体調がすぐれない、疲れやすい、気分がスッキリしないといった症状があるものの検査をしても異常が見つからず原因がはっきりしない不調が続くようになります。
男女で違う自律神経
女性は男性とは肌の質感・筋肉のつき方・それによる形といった見た目からもわかるように体のつくりが違っています。また生活様式が男性とは違うため、そもそもの不調の成り立ちには男女差があります。そこを理解した上で体のバランスや生活習慣をみていかないといけないのです。
特に女性は
生理周期や更年期のホルモンバランスにより体そのものの状態が変化し、一定の状態を保ちにくい
女性ホルモンや甲状腺ホルモンの影響を受けやすい
我慢強い方が多くストレスが慢性化して、知らず知らずのうちに副腎疲労を起こしていることもあります。